(2023年7月3日のメルマガより)
フルマラソン完走
が、
これは、
僕の人生の目標の一つであります。
なかなか一歩を踏み出せずに
この歳まで来てしまいました。
実は・・・
僕は
「走る」
ということに関して、
大変なトラウマを
抱えていましてね。
思い起こせば
中学高校時代。
体育の時間に、
マラソンがありまして、
何をするのかというと、
学校の外周り、
敷地を中心にした一般道を、
45分間
ひたすらグルグル走り続ける
という授業だったのです。
この思い出の中に、
教師の記憶は
まったく残っていません。
残っているのは、
走っている時の
息の苦しさと、
お腹の痛さ、
そして
「なぜこんな苦しい目に、
自分は遭わなければ
ならないのだろう?」
という絶望にも似た感覚。
そんな苦しい中で、
クラスメイトは
どんどん先を行く、
先を行ったと思ったら
後ろから追い抜かれる、
何度も何度も
追い抜かれる、
情けないやら悔しいやら・・・
大人になった今なら、
「先生、
なぜこんな苦しいことを
しなければいけないのですか?」
と質問するとか、
「先生、
もっと楽に走れる方法を
教えてください」
とか、
あるいは、
上手に手を抜く工夫をするとか、
まぁ、
いろいろ打つ手はあると
気づけます。
でも、
悲しいかな当時の僕は、
そういう知恵がなかった。
だから、
その苦しさを、
自分の中に
封じ込めてしまったのであります。
ちなみに、
中学でも高校でも、
「こどもの国」という広〜い公園で、
6キロだか8キロだかを走らされる、
面白くもなんともない
マラソン大会
というのがありましてね。
そこでは、
「マジメに走ってられるかヨ〜」
と言って、
普段タバコとか吸っている不良の連中が、
先生の見ていないところでは
チンタラ歩いたりしていましたが、
僕はマジメに走っても
そいつらのほとんどに敵わず、
ほぼビリだったのを憶えています。
僕のマラソンの原点は、
こういうエピソードです。
走ることへの苦手意識が変わったのは、
41歳の時でした。
当時、
ダイエットにチャレンジしていて
1年かけて
10kgくらい体重を
落としてきたのですが、
目標まであと
数kgがどうしても落ちなかった。
様々なやり方を試したのですが、
うまくいかなくて
行き詰まっていたところ、
会社の先輩が
ジョギングを薦めてくれました。
強烈なトラウマがあるので、
最初は
「ムリムリ!」
と言っていた僕ですが、
八方塞がりだったので
(それほど当時はダイエットに真剣だった)
やるだけやってみようと、
その先輩に走り方を教わりました。
そうしたら、
思ったより
走れることがわかりまして、
長年のトラウマを克服できました!
ダイエットも成功!
全てが丸く収まった41歳の春でした。
(元祖天才バカボンだ!)
ちゃんちゃん!
(^^)
・・・と、
思っていたのですが、
トラウマというのは
そんな単純なものではありませんでした。
ダイエットを
目的として始めたジョギング、
走ることが
苦にならなくなってきた頃、
「俺のトラウマ克服は
フルマラソン出場で完結する!」
と思いつき、
周りにも宣言し始めました。
身内は口をそろえて
「無理に決まってる!」
と言います。
そう言われると、
ますます燃えてきます。
決意はさらに固まりました。
そうしてその後、
機会あるごとに
「フルマラソンにチャレンジする」
と言ってきたのですが・・・
あれから14年・・・
まだマラソン大会に
出場したことはありません(笑)
マラソン好きの友人知人に
この話をすると、
決まってその相手は
「そんなの簡単だよ。
スマホ出してください。
今すぐ大会に
出場申込みすればいいんですよ」
などと言います。
するとこっちは、
イラっ
と来ます。
そう、
なぜかイラっと来てしまう。
ここに
トラウマの根深さが
あるんですよね〜
人の心って面白いです。
僕は健康維持のために、
毎日ジョギングしています。
もちろん、
マラソン大会出場の意図もあるのですが、
第一歩を踏み出す機会がないまま、
漫然と日々を過ごしてきました。
そんな中、
先日、
僕のヘルスコーチに
上のような話をしたところ、
それはそれは、
とても上手に、
背中を押して頂きました。
2023年12月3日(土)
湘南国際マラソン
出場します!
まずは10km。
小さな小さな一歩ですが、
これを踏み出さないと、
自分を超えられない。
10kmは、まぁ走れるでしょう。
しかしながら、
それは
そういう気がしているだけ。
現実には
大会に出場したことがない。
だから、
当然大会で走ったこともない。
それを、やる。
現実を変える第一歩となります!
そんな次第でありますので、
12月3日(土)湘南国際マラソン
僕と一緒に走ってくれる人を
募集します。
僕が
自分の現実を変える瞬間に
ぜひお立ち会いください。