自己中心的世界観

コミュニケーション・フィールドって聞いたことありますか?

僕がNLPに惚れ込んだ、最も「本質的な」理由は、コミュニケーション・フィールドという概念に激しく共感したからです。

たとえば、「地球は丸い」ということになっています。

でも、本当にそうなのでしょうか?

「実は地球は平面なんです」とかそういう議論も最近あるような話を耳にしますが、それは横に置いておいて、ここで言いたいのは「地球が丸い」という知識は、学習しなければ得られないものだということ。

実際に僕たちは、「地球が丸い」ことを直接的に、視覚で捉えることはできません。

NASAを信じて、写真という技術を信じて、教科書を信じて、まわりの大人を信じて、胸を躍らせて、「地球は丸い」ということが、はじめて自分の世界の一部になる。

つまり「コミュニケーション・フィールド」とは、初めに世界(宇宙でもいいですが)があるのではなく、初めに自分ありき、自分を中心に世界とつながり広がっていくというひとつの「世界観」であります。

この観点を持っておくと、いろいろ便利です。

他人のフィールドと、自分のフィールドは、違いがあってあたりまえ。

「常識」と言い換えてもいいかも知れませんし、「価値観」にも関わってきますよね。

「違いがある」という前提を持っておくと、争いが起きにくくなります。

まさに、コミュニケーション・フィールドの概念は、「承認」のベースになると言えます。

ちなみに僕は物心ついた時から、無意識に「自分中心の世界観」を持ってきました。

だから油断しているとつい自己中心的になってしまい、人に嫌われます。笑

嫌われるのが嫌なので、以前はとても生きづらかったのですが、大人になって処世術を身につけ、今はバランスをとりながら幸せに暮らしていますとさ。

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