日本には「相談」の文化が根付いていないと言われています。
心にモヤモヤがあるとき、誰かに話をするだけでスッと心が楽になる・・・そんな経験ありませんか?
こんな話をしている僕自身が、実はかつて相談するのが苦手でした。
「相談するのは、問題を解決するため」
と思い込んでいたからです。
誰かに相談する場合は、自分が問題だと感じている事象の原因が外側にある前提で、人にアドバイスを求めます。
たいていの問題の根本は、自分自身の心にあるのですが、なぜか私たちは外側にあると考えてしまいます。
心の問題と気づいていても、それを打ち明けるのが恥ずかしくて、相談しようという気にならない。
「こんなこと言ったら相手に迷惑だ」
と思い込んでしまい、心の問題は自分一人で解決しようとする。
そうではありません。
確かに「相談」するのは問題を解決するためなんですけれど、それは、心のガス抜きををするためなんです。
人は頼られると嬉しいものです。
起きている事象を解決するため、ではなく、自分の抱える不安やモヤモヤを取り除くために、どんどん誰かに相談しましょう。
結果的に、それが問題を解決する(しかも根本的な解決!)ことにつながるのです。
「相談」は、実は重要なストレス対策なのです。